ばりあふりー?2000年09月04日 22時12分

「楽網楽座」という政府のインパク関係のサイトがありますが、そこの『ホームページ』(=ウエッブサイトの間違い)は、1024×のサイズで固定されています。サイトには、携帯画面用、バリアフリーとしての大きな文字のページが用意されているが、肝心の640×、800×用のページはない。不思議な話です。

 インパクが、バリアフリーを標榜するなら、小さな画面にも考慮してもらいたいと思います。携帯電話の小さな画面にも考慮しているのに、何故、1024×の画面しか用意していないのだろうか。制作者は、確認していないのだろうか。それとも、ウエッブ作成の依頼元には、そのような小さな表示装置がないのだろうか。政府機関のサイトであれば、そのあたりを考慮すべきだろう。

 ああ、IT革命も底が見えてるね。辞めた方がいいよ、インパクなんて。万博をされた長官の写真が笑顔で、引きつっています。彼は、すでに過去の人です。物や人を動かさない、サイトの世界で、インパクなどという巨大なリンクサイトを作ってみても、なにも始まらない。巨大で重たいサイトばかりになって、通信インフラのお粗末な日本の家庭が、どの程度、閲覧されるのでしょうか。インパクにあわせて、各家庭に高速通信インフラを提供するというのが、政府の仕事では無いでしょうか。サイトの経営などに、口出す暇は無いはずです。

 東京都は、参加しないという。正解でしょう。東京都には、政府支援の高速通信網など補助金さえついていないのですから。国民の大部分が閲覧などできない国家事業とは、一体なんなんでしょうね。

>小生は、この事を事務局にメールしたが、2000.10.8に確認した時点では、トップページは640Xになったようだが、相変わらず、「ホームページ」という間違った表現をしているのは、残念です。

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