「配慮が足りなかった」2000年10月07日 19時27分

 鳥取県西部地震で、県都市計画課課長の岡本正文氏が、被害報告期限を勝手に設定して市町村へ通知した問題への釈明の言。

 ここにも、『御立派な方』がいたんですね。己の事務処理を、早くしたいだけの思いで、このような通知をだしたんでしょうが、反発が出てくると、「配慮が足りなかった」と言われる。つまり、己の行為が法律にも決められていない、裁量権の拡大だという事の重要性よりも、相手の公務員の「心情」への配慮が足りなかったと、彼は、考えているわけです。

 こうした、『御立派な方』が、きっと、まだまだ、大勢いるのでしょうね。何が大切で、何を使命として、己が働き存在しているのか、まったくわかっていない。同じ公務員の心情を考慮さえすれば、何をしても問題ないとでも、思っているのでしょうか。「配慮」が足りていれば、己の事務処理上の権限を拡大してもいいのでしょうか。

 根本が、腐っているのでしょうね。被災者である県民と対面して、仕事をしていないから、このような身内だけへの考慮しか、考えられなくなっているのでしょうか。それとも、『御立派な方』とは、もともと、こういう発想しかない人々なんでしょうか。彼の配慮が市町村の担当者に納得されて、被害の実態が閉め切られてしまえば、困るのは被災県民なのです。ああ、情けない。

ようやく新500円玉を見た2000年10月24日 12時29分

 今年の目玉は、新しい500円玉と、2000円札だったのに。。。

 ようやく、最近500円玉を見ました。自動販売機で使えないので、財布にいる時間は、少ないです。すぐお店で使うか、100円に両替してしまいます。2000円札は、未だに見ませんね。こちらも自動販売機で使えないから、広まらないだろうね。

 これに、似た話が進んでいますね。そう、参議院の選挙制度改正審議ですか。こちらは、それこそ利用者不在で、無謀不毛なやり取りを、先生方が必死こいてやってますが、あれは、なんなんでしょうね。政治家の御都合で、お金を作ったり、勝手に選挙区を変えたりと、やってくれます。

 どちらも、国民が使いにくくて、分かりにくいのですが、先生方には、大変理解されているようで、小生の頭では、理解不能の人種達です。嫌気がさした長野県民もいれば、相変わらずの岡山、滋賀県民もいますね。だけど、確実に、都市部では、先生方は、使いにくいのです。なにせ、なにも変えようとはしないし、使い勝手も悪い。世間からずれていて、利用価値なし。

 新しい500円玉が衆議院なら、2000円札は、参議院だろうかね。おきちゃってから対策ばかりだから、自動販売機さえ対応できていないのね。そう、先生方だって、次の改選は、自動じゃないのね。(瞑目。。。)