さぼちゃ?? =デジタルデバイドの現実=2000年09月14日 17時38分

 昼間、チャットサイトを覗いてみよう。そこには、仕事をさぼって、画面の向こうの人達と、会話を楽しんでいる、大勢の賃金労働者がいる。

 彼等は、この行為を「さぼちゃ」(仕事を、さぼって、チャットから来ている)と称して、楽しんでいる。彼等の上司から、見れば、キーボードを打ち込んでいるのだから、一見、仕事中に見える。それでも、彼等の中には、見破られないようには防衛しては、いるらしい。

 会社の機器を私的に使っているのだから、横領であり、賃金者なら、その時間は、労働放棄だろう。これは、立派な犯罪だが、デジタルデバイドの『おやじ』上司には、さっぱり判らないだろう。そこが、彼等のねらい目でもある。

 先を行く合衆国では、ネットワークの私的利用がばれて、首になる。当たり前だが、外部との交信記録は、全て会社のサーバに保管されているのだから、まともな会社なら、こんな社員は、即刻解雇だろう。
だが、後進国、日本では、デジタルデバイドの”おかげ”で、彼等は、見のがされている。

 御寒い革命が、進んでいる。 最近、私的電話が減ったと喜んではいないか? デジタルデバイドの管理者達よ。さぼちゃで、君たちは、『くそおやじ』と、言われているのだよ。しっかりしなさい。