神無月2008年10月29日 06時55分

近所の渋柿
 神無月
  渋柿ほどに
  色付いて
  朝路をいけば
  吐く息白く

 秋も深まり柿の実がすっかり熟してきました。暦の上では晩秋なのですが、まだまだ紅葉はこれからが本番です。石焼き芋売りが町内を巡るようになりました。

 芋売りの 声が遠くに 聞こえるよ
      重ねる衣 また一つ増え

 ふと自分のしてきた事が何か世の中の為になったのかと思うときが在ります。もう充分と言っている人生なんて、きっとつまらないものなんでしょうね。つまらないものであったとしても、これからも季節を一つ一つ重ねて生きて行くしか無いのです。