去る人あれば2008年06月20日 17時53分

鎌倉長谷にて 08.06.11
 幾千幾万の先駆けした人々。彼ら無くしては今はない。翻って吾は何をしてきたかと思います。

 先達の後について行くだけの人生でいいのだろうか。己が何か成せると思うほど傲慢ではないですが、ついて行けばよいと思うほど脳天気でもないです。

 先輩たちの苦労とその有り難味を身にしみて理解できるなら、今度は吾の番だと思うのです。ですが何をしてきたかと振り返ってみると、さしたることも出来ていないことに気がつき忸怩たる思いになるのです。

 まだ間に合うなら、せめて一つでもいいから何かをしておきたいと思います。