CDではないCD? ― 2002年06月02日 05時25分
CCCD=複写できないようにしたCDもどきの音楽円盤=とでも訳すのが正しいのでしょうか? これを業界ではコピーコントロールCDと呼んでいます。CDというからコンパクトディスクだと思っていましたが、どうやら別規格のCD様形状をした非CDなんですね。
つまり、 CCCD≠CD ということです。
このCDもどき音楽円盤はすでに複数の音楽出版社から売り出されています。そして、それらのCDもどきは平然とCDショップでCDとして売られているのです。当然、通常のCD再生機での動作をCD再生機製造者は保証していませんし、またする義務もないのですが、CDもどきの発売者は、再生できうると期待していますし、「これは通常のCDプレイヤーでは再生を保証しません。CCCD対応プレイヤーで再生してください」などとは表示はしていません。
たしかにCDの正式ロゴは印刷されていないのです。ですが、消費者に両者の違いは明確には分かりかねる表示だと言わざるを得ません。こういう紛らわしい商品にビールと発泡酒がありますが、ただし、発泡酒は発泡酒と表示されていて、決して発泡麦酒などとは表示されていないのです。またカニ風味蒲鉾にしても「カニカマ」であって、決して「カマカニ」ではないのです。
CCCDというような誤解を招く表示は不当表示には当たらないのでしょうか? コンピューターを壊しかねない代物を売るのですから、煙草なみの注意書きが必要と思われます。『この音楽円盤はCDではありません。これをコンピュータ等の情報処理機器に入れた場合、機器を壊す恐れがあります。』と表示していただきたいものです。
追伸:ヒットチャートなどでの媒体別売り上げ数は、CDじゃないんですから、当然CDとは別集計されるべきものだというのは言うまでもありません。
つまり、 CCCD≠CD ということです。
このCDもどき音楽円盤はすでに複数の音楽出版社から売り出されています。そして、それらのCDもどきは平然とCDショップでCDとして売られているのです。当然、通常のCD再生機での動作をCD再生機製造者は保証していませんし、またする義務もないのですが、CDもどきの発売者は、再生できうると期待していますし、「これは通常のCDプレイヤーでは再生を保証しません。CCCD対応プレイヤーで再生してください」などとは表示はしていません。
たしかにCDの正式ロゴは印刷されていないのです。ですが、消費者に両者の違いは明確には分かりかねる表示だと言わざるを得ません。こういう紛らわしい商品にビールと発泡酒がありますが、ただし、発泡酒は発泡酒と表示されていて、決して発泡麦酒などとは表示されていないのです。またカニ風味蒲鉾にしても「カニカマ」であって、決して「カマカニ」ではないのです。
CCCDというような誤解を招く表示は不当表示には当たらないのでしょうか? コンピューターを壊しかねない代物を売るのですから、煙草なみの注意書きが必要と思われます。『この音楽円盤はCDではありません。これをコンピュータ等の情報処理機器に入れた場合、機器を壊す恐れがあります。』と表示していただきたいものです。
追伸:ヒットチャートなどでの媒体別売り上げ数は、CDじゃないんですから、当然CDとは別集計されるべきものだというのは言うまでもありません。
じゃぱんぶるう、SHIMAUTA、テハミングクッ ― 2002年06月19日 12時14分
2002FIFAワールドカップの熱狂も、日本代表の敗退で、潮を引くのでしょうか。
健闘する日本イレブンへの声援、、、インディコブルーのそのユニホームから「ジャパンブルー」と呼ばれ、スタンドは藍一色に。藍は古代から大和の伝統色でした。明治期に来日した外国人は淡い藍色に霞んだ景色をみたのでした。日本色は、その後ヨーロッパで印象派を生み出していきます。
「島歌」という流行歌が、その歌詞のように海をこえて南米まで届き、ついには強豪アルゼンチンチームの応援歌になり、日本チームのそれにもなりました。オキナワに触発された作者の意志が世界に通じたのです。 蒼い空、碧い海、白い雲。アルゼンチンブルーとジャパンブルー。国も文化も伝統も違う人々がサッカーという世界でつながりました。両国とも経済的にはひどい状況ですが、であるからこそ、サッカーにかける期待も大きかったのでしょう。
赤い軍団は、「大韓民国(テハミングクッ)!」の大声援に後押しされ、さらに上昇していきます。愛国心の発露と簡単には言えない状況です。彼等が自信をもち、日本が与えた傷を癒しているのかもしれません。最後まで諦めずに攻め続ける姿に、感動しました。 追いこせとか、どっちが上とか、そんな野暮な気持ちではなく、素直に同胞の代表に声援を送り続けた大勢の人々がいました。この素朴な郷土愛を嫌らしい方向に導かないように、彼等からもらった勇気を、再構築に向けなければならないでしょう。
かわらなければいけない。じゃぱんぶるうの島にすんでいる幸福を噛み締めて、歪んだ世界をなおせていけたらいいですね。4年後は、もっと素敵な島にいたいと思いました。感動をありがとう。
健闘する日本イレブンへの声援、、、インディコブルーのそのユニホームから「ジャパンブルー」と呼ばれ、スタンドは藍一色に。藍は古代から大和の伝統色でした。明治期に来日した外国人は淡い藍色に霞んだ景色をみたのでした。日本色は、その後ヨーロッパで印象派を生み出していきます。
「島歌」という流行歌が、その歌詞のように海をこえて南米まで届き、ついには強豪アルゼンチンチームの応援歌になり、日本チームのそれにもなりました。オキナワに触発された作者の意志が世界に通じたのです。 蒼い空、碧い海、白い雲。アルゼンチンブルーとジャパンブルー。国も文化も伝統も違う人々がサッカーという世界でつながりました。両国とも経済的にはひどい状況ですが、であるからこそ、サッカーにかける期待も大きかったのでしょう。
赤い軍団は、「大韓民国(テハミングクッ)!」の大声援に後押しされ、さらに上昇していきます。愛国心の発露と簡単には言えない状況です。彼等が自信をもち、日本が与えた傷を癒しているのかもしれません。最後まで諦めずに攻め続ける姿に、感動しました。 追いこせとか、どっちが上とか、そんな野暮な気持ちではなく、素直に同胞の代表に声援を送り続けた大勢の人々がいました。この素朴な郷土愛を嫌らしい方向に導かないように、彼等からもらった勇気を、再構築に向けなければならないでしょう。
かわらなければいけない。じゃぱんぶるうの島にすんでいる幸福を噛み締めて、歪んだ世界をなおせていけたらいいですね。4年後は、もっと素敵な島にいたいと思いました。感動をありがとう。
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