新しいものと古いもの1997年10月19日 12時38分

1997.10.4 鎌倉,大仏
新しいものもいづれ、古いものになる。
古いものは、いつしか無くなってしまう。

無かったものを創れば、新しいものになる。
古いものは、忘れ去られていく。

無くなってしまっていたことに気がつかず、新しいものと思っている。
誰かが言っていた。世の中に、新しいものなど、何一つ存在しないと。

無くなってしまったのではない。忘れ去られただけだ。
だから、新しいものについていけないとか、古臭いとかいうのは、愚かな事。

忘れ去られ、忘れてしまった記憶を、蘇えらさせれば、
世の中に、新しいものや古いものなど存在しない。

知らないことは、知ってしまえば、知っていることになる。
知らないことは、いつしか無くなってしまうのだろうか。

知らなかったことに気がつかず、知識が増えたと思っている。
誰かが言っていた。一つの未知が解明されると、新たな未知が生まれると。

知らなかったのではない。知ろうとしなかっただけだ。
だから、知らないとか、知っているよというのは、思い上がり。

知らないし、知り得ないことがあると、覚れば、
知っていることなど、ほとんどない。。。。。。

 1997.10.19 鎌倉長谷にて